diyを始めるときに初心者なら揃えておきたい道具と、レベルアップしてから揃えたほうがいい道具があるため、注意してください。最初からいろいろ揃えすぎても家の中のスペースを取るだけとなりますし、揃わな過ぎても作業が進みません。まず基本的な道具だけをそろえて置き、足りないものはレンタルするなど様子を見ながらそろえることも必要となります。ホームセンターなどでレンタル受付をしているところも増えてきているため、自分用の道具を買う前にまずはホームセンターでレンタルし、ある程度技術が身に付いたら購入していくほうがいいでしょう。
最も必要とされているのは電動のドリルドライバーです。穴あけ・ねじ締めを先端部分を交換することで使い分けることができるため、DIYには欠かせません。初めて購入する場合単体ではなく、先端部分が複数ついているタイプを購入したほうが後から揃える必要がなくて便利です。コード式・充電式とありますが、コード式のほうがパワフルで使い勝手が良いため、すすめている人は多いといいます。
クランプは、一人で作業を行うときに必須です。木材や金属などの材料をはさんで支える工具で、ドリルドライバーをはじめとした電動工具を使っている時自然に材料がずれてしまうのを防ぐ働きがあります。接着剤を使うときに、使った部分がずれないように圧着することも可能です。
DIYでは正確に材料の大きさを測って作らないと、完成時にイメージしていたものと全く違うものができてしまいます。そのため、正確に計測するための差し金と呼ばれるL字型のスチール定規や、コンベックスと呼ばれる金属でできたメジャーが必要です。水平を計測する水平器も用意しておいてください。DIYをしていると必ず必要となります。スマホアプリでもありますが、専門の道具のほうが正確に測れます。
木材などの材料を切るためののこぎりや、工具用カッター・ハンマー・ペンチなども必要です。予算に余裕があれば電動のこぎりの一種であるジグゾーがあるといいでしょう。手で切るよりもはるかにスピーディーに作業を終わらせることができます。
作業を終わらせるときには紙やすりをかけて仕上がりを美しくしたほうがいいですが、手で作業を行うと疲れてしまうため、電動で作業できるサンダーを使うことも選択肢の一つです。もちろん昔ながらの紙やすりを手動で使うことも問題ありません。予算に合った方法を選ぶことが重要となります。