キッチンキャビネットはペイントによって大きく印象を変えることができます。もともと家にあった食器棚でも、リメイクすることで違ったスタイルや好みのタイプに変化させることが可能です。diy経験者はもちろんですが、初心者でも実施できます。素敵な食器棚に変化させたいと考えるのであれば、ペイント方法を知っておくと良いでしょう。
使用するツールはペンキにブラシやペイントローラー、マスキングテープや不要な布、シートやヤスリなどを上げることができます。まずはキャビネットの棚を丁寧に取り外すところからスタートし、色を塗らない部分はマスキングテープで保護してください。ノブもきちんと保護しておかなければ、ペンキが付着する可能性が高いので要注意です。壁紙に飛ばないようにビニールシートで保護しておくことも大切だと言えます。色を塗りたい部分は布で汚れを拭き取っておきましょう。
キャビネットの表面にはヤスリをかけて滑らかな状態にしておくことが望ましいです。もしも、傷があるのであれば、パテで埋めておくと良いでしょう。ヤスリがけが終了したら、下塗りペンキを塗り、完全に乾いてから裏面も下塗りを行います。下塗りが乾いたら再びヤスリをかけてください。粉が出るはずですが、付着した状態でペンキを塗ると仕上がりが悪くなるので、布できちんとふき取っておきましょう。
いよいよ、好みのペンキを使用してペイントを行います。たくさんペンキをつけてしまうと不格好な表面になるので、少しずつ丁寧に塗ることを心掛けておくと良いです。2時間から3時間乾かすことになりますが、立てかけるとペンキ溜まりができるのでフラットな場所に置いて乾かします。乾燥後は2度塗りを行い、完全に乾いたら裏面も塗ることが可能です。裏面も仕上げた後は綺麗に乾燥させてから、元通りに組み立てていきましょう。外すときの順番をきちんと覚えておく、順序ごとに写真を撮っておくと組み立てで困りません。
diyでも素敵なペイントを行うことができます。難しいと思える人もいるかもしれませんが、素敵な仕上がりにしたいのであれば時間をかけて丁寧に行うことが大切です。乾いていない状態で動かしたり触ったりすることがあれば部分的に汚くなる可能性が高いですし、ヤスリがけをいい加減にするとデコボコが原因で美しく塗ることができません。注意点はありますが、これらを守っておけばキッチンキャビネットのリメイクを成功させることができます。