全体的にお洒落なもので揃えているのになんだかあか抜けない部屋になっていたり、好きなテイストを入れすぎてごちゃごちゃしてしまったりといった悩みがある人はすくなくないのではないでしょうか。たとえば青のカーテンをいれているのに、クッションカバーは緑のものを使っていたりするとなんとなくお洒落ではないイメージの部屋になってしまう事があり、色の統一感はとても大切です。そんな時はカーテンの生地と同じものでカバーを作るなどの工夫をしてみても良いかもしれません。とはいえ、クッションカバーを作るには裁縫のスキルが必要だったり、ミシンがないとできないのではと思っている人も多いと思いますが、クッションカバーを初心者でも簡単に自宅で手作りする方法はたくさんあります。
まず一番簡単な作り方は裁縫用のノリを使ったものです。最近はズボンの裾上げなどにも使えるノリタイプの道具が売っています。ただ塗って張り付けるだけなので、針や糸ましてやミシンなどを使う必要もなくとても簡単に作る事が出来ます。クッションの中にいれる綿はすでに正方形に形作られたものがお店にも売られていますし、場合によっては手持ちのクッションの中身だけを活用しても良いと思います。ノリ以外にも、例えば安全ピンでとめてクッションカバーにする方法もありますし、裁縫の得意な人であれば手縫いでも十分綺麗なクッションを作る事が出来ます。
DIYのメリットは自分好みのサイズや色、柄のものを作る事が出来る事にあります。どうしても既製品だと家に持って帰るまで家のテイストにあっているかどうかを判断することが難しいですし、同じ青色だとしても少しづつニュアンスが違う色であったりするので統一感を出すのは実は非常に難しい作業です。DIYで作る場合は気に入った生地だけを買ってくれば、カーテンやクッションカバー、ベッドカバーに至るまですべてに統一感を持たせることができますし、かなり上級者のお洒落なインテリアを作る事ができるのでとてもおすすめです。大小さまざまなサイズのカバーを作ってあげるのも楽しいかもしれません。
また、サテン生地やベロア生地などカバーとしてはあまり見かける事がない生地にこだわって作ってみるのもDIYならではの手段ではないでしょうか。フリンジを付けたりボタンをあしらったりといったデザインもお洒落で楽しいですし、色々なサンプルやデザインのアイディア集はたくさんネットなどで閲覧することができるので、ぜひ見てみる事をお勧めします。