一年の始まりに神社などでおみくじを引いて、元旦から始まる新しい年の行方を占うのは、今でも日本の風物詩なのではないでしょうか。小吉や末吉を引いてしまうと少々がっかりしてしまうものですが、それもおみくじの面白さです。おみくじといえば、日本から伝わったお茶菓子が由来だと言われている、フォーチュンクッキーもおすすめです。クッキーを食べながら、中に閉じ込められているくじにどのようなことが記載されているかわくわくしますよね。お店などで購入することができますが、シンプルなクッキーですから誰でも自作することも可能です。自分たちで楽しむのもいいですが、新年の年賀のプレゼントにする人も増えています。DIYが好きな人は挑戦してみてはいかがでしょうか。実際に、フォーチュンクッキーを自作したい人の為に、初心者でもわかりやすいように作り方の説明した解説ページなどがネット上のレシピ投稿サイトにもたくさん掲載されています。
DIYでフォーチュンクッキーを作れば、自分で好みの味にすることもできますし、くじを全部大吉にすることもできます。占いの文章にお笑い要素を多めにしたり、フォーチュンクッキーを配る相手が知り合いや家族などの身内で限定されているなら、その人々を想定した内容にするのもいいですね。クッキーの生地を焼いてから、まだ完全に固くならないうちに開いてくじを入れておきましょう。
占い用の紙を入れる以外にアイディアを練りたいと思っている人は、チョコレートペンシルで表面に文字や記号を書いてもいいかもしれません。メレンゲなど他のお菓子を入れて、その中身で占うという方法もおすすめです。恋愛運を中心にくじを作ったなら、表面にLoveなどと書いておけばいいでしょう。生地を開いてくじを入れるときには、まだ熱いのでやけどをしないように手袋などを着用してから作業をするのがコツです。
おみくじを挟むことができれば、生地はクッキー以外でもいいのではという発想から、ホットケーキミックスや餃子の皮などを代用する人も意外にたくさんいます。ホットケーキミックスなら肝心のおみくじを入れる過程でやけどをするリスクがないので、親子で手作りスイーツを作ってコミュニケーションを深める時にも役立ちそうですね。家庭用の餃子の皮はよく簡単なお菓子作りにも用いられますが、こちらもやけどなどを気にせずに済むメリットがあります。お菓子にこだわらずに、フォーチュンクッキーの要素のある餃子でもいいですね。