ヨーグルトが大好き、でも毎日購入するとなるとコストが気になる、そういう時はDIYで自家製ヨーグルトを作るのが1つの方法です。自家製といっても難しいことはなく、しかも好きなだけ作れますから、沢山食べたい人にとっても魅力的だといえます。基本的には種菌と牛乳さえ用意できれば、後は簡単に作ることが可能です。
種菌は文字通りもととなる菌のことで、知り合いから譲ってもらう方法もありますが、確実性を求めるなら市販のヨーグルトが良いでしょう。市販品であればほぼ間違いなくヨーグルトができますし、味もお墨つきなのでDIYに最適なアイディアです。市販といっても大容量は不要ですから、手頃なカップサイズを1個入手できればOKです。
カップサイズだと1Lの牛乳でヨーグルトのDIYができます。
作り方は、牛乳1Lを手元に用意したら100ccを適当な容器に取り出し、清潔なスプーンでヨーグルトをすくってかき混ぜます。混ぜ終えたら牛乳パックの方に移して、パック全体を発酵させるようにします。後はこぼれないように口をしっかりと閉じて、良く振りながら混ぜていきましょう。この混ぜる工程が美味しいヨーグルト作りにおける基本ですから、均等に種菌が行き渡るイメージで振ります。
1~2日ほど放置するとDIY自家製ヨーグルトの完成ですが、多くの種菌は発酵に40℃ほどの温度が必要です。ケフィアやカスピ海ヨーグルトだと常温でも発酵しますから、作りやすさを重視するならこれらをおすすめします。発酵中はパックを動かさないようにする、これがしっかりとしたヨーグルト作りにおける大切なポイントです。完成直後は緩めですから、食べる前に冷蔵庫に入れて冷やすことで、市販品に近い適度な固さが得られます。そもそも冷やした方が美味しくいただけるので、この点を忘れないように注意しましょう。
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0℃の環境が手に入らない場合は、炊飯器で作ることができます。適当な容器にヨーグルトを入れておき、牛乳を注ぎながらスプーンで混ぜていきます。一度に全部注ぐと混ざりにくいので、少量ずつ溶かしながら加えていくのが良いです。
容器ごと炊飯器の内釜に入れたら、40~50℃くらいのお湯を周りに注ぎ入れます。これで保温ボタンを押せば、5時間前後でヨーグルトが完成します。大切なのは容器にお湯が入らないことと、フタをせずに40℃ほどの温度を保つ2点です。常温で作る場合と同様に、最初は緩く冷やすと固まりますから、これらを覚えてしまえば簡単に自家製ヨーグルトのDIYが実現します。